痴漢行為を疑われ、逃走するケースがここ数カ月相次いでいる。
5月18日の午後10時20分頃、JR京浜東北線・川口駅のホームから降り線路内に立ち入ったとして、35歳の男が鉄道営業法違反の疑いで現行犯逮捕された。男は「痴漢に間違われたと頭がパニックになり、逃げなきゃいけないと思った」と話しているという。
警察によると、男は逃走する直前、電車内で居眠りをしていて面識のない女性の上着に手に持っていたウーロン茶を誤ってかけたとしてトラブルになり、女性とともに川口駅で下車。その後、線路に飛び降りて逃走したが、柵を乗り越えた先で近くにいた人に取り押さえられた。男は鉄道法違反容疑では釈放されたが、電車を遅らせるなど川口駅の業務を妨害したとして、19日に逮捕された。