お笑い芸人の芋洗坂係長が、故・ウガンダ・トラを偲ぶ「カレーの忌」の様子をブログで報告。先輩芸人との思い出を綴っている。

ウガンダ・トラは、グッチ裕三やモト冬樹とともにビジー・フォーのメンバーとして活躍し、その後ピン芸人として活躍。デブタレントのさきがけとして後輩の“デブタレ”から広く敬愛されており、芋洗坂係長は、ウガンダのことを「踊れるデブの元祖であり、デブが芸能界で生きる道を開いてくれた第一人者」と評している。
このカレー忌は、そんなウガンダの功績を偲び、ウガンダの命日にデブタレが集まってカレーを食べるもの。カレーを食べる理由は、かつて石塚英彦がテレビで語ったところによれば、ウガンダがカレーを食べるのがあまりに早いため、そのことを指摘したところ、「カレーは飲み物でしょ」と言ったというウガンダ伝説があるためだ。
ブログによれば、芋洗坂係長はウガンダとミュージカル『ピーターパン』で共演したことがあるそうだ。20年ほど前、当時は体重が90kg程度だったという芋洗坂係長は、ウガンダから、「100キロ超えてもシャープに踊れたらきっと仕事が来るから頑張ってもっと太れ。俺はもう踊りはキツイから踊れるデブを継いでくれ!」と言われ、その教えの通り、100kgを目指したのだそう。
当日は芋洗坂係長、先述の石塚のほか、内山信二、彦麿呂、ドロンズ石本、松村邦洋、グレート義太夫、ケイ・グラントら、デブタレが大集合。参加者たちは口々に、「年に一度、おデブ仲間が集まってウガンダさんの偉業を振り返り、感謝する日」(芋洗坂係長)「昨日は我々レジェンド師匠、ウガンダさんの命日でした!なので感謝の気持ちを込めてみんなで、カレーで献盃!」(ドロンズ石本)「日本のデブタレは、ほぼ皆んな『ウガンダさんの教え』を乞うている。『デブはこうあるべき』『デブの見せ方』各々色んな事を教わっている」(グレート義太夫)と、ブログに綴っており、デブタレ界におけるウガンダの存在は、とてつもなく大きいようだ。


