日本生命セ・パ交流戦、横浜DeNA対ソフトバンク3回戦が6月4日に行われた。AbemaTVの中継で解説を務めた横浜DeNAのOBで現解説者の森本稀哲氏(36)が、試合中のベンチ前で時折見られる「円陣」について語った。

球場やテレビで見るファンもしばしば確認できる円陣だが、あまり内容が語られたことはない。森本氏によると内容は「大きく分けて2つある」という。1つは「相手のピッチャーの投球を見て、バッティングコーチが対処を教える」、もう1つは「(先制された時に)1点ずつ返していこう、という話をする」だという。
1つ目については試合前に、相手ピッチャーのデータをミーティングで十分話をしているが、改めて試合を見てコーチが思ったことを伝える。2つ目は、監督やコーチによってはエキサイトし、「絶対勝つぞ、今日は!」という「闘魂注入」することもあったと振り返った。実況から「例えばどんな人がエキサイトするのか」という質問には「その名前は出せません(笑)余計なことは言わない方がいい」とサラリとかわしていた。
また、この日も前日の放送に続き、現役時代のパフォーマンス等で大人気だった森本氏へ、視聴者から多数のコメントが寄せられた。「コメントを見ながら解説するのは大変」と言いながらもマメに対応するなど、現役時代同様のファンサービスも忘れなかった。試合後のヒーローインタビューでは、やや歯切れの悪い選手のコメントに「プレー(内容)以上に、その辺には厳しくいきたいところ」と、笑いながらダメ出ししていた。
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