「自分の認知度を上げたかった」
「ランサムウェア」を作ったとして逮捕されたのは中学3年生・14歳の男子生徒だった。ランサムウェア作成容疑での摘発は日本で初めてとなる。2017年1月、大阪府高槻市にある自宅のパソコンでランサムウェアを作成し保存していた疑いで、男子生徒は容疑を認めている。
ランサムウェアは“身代金要求型ウイルス”とも呼ばれ、感染するとパソコンのファイルが開けなくなり、その解除のためにビットコインなどの金銭を要求されてしまう。世界各地でサイバー攻撃などに利用され、日本でも5月、日立製作所の電子メールに障害が出るなど被害が数百件確認されている。