千葉県・市原市の地層を、その時代を代表する地層として認定されるよう、茨城大学などの研究チームが申請する。認められればその時代は、「チバニアン」と命名される予定だ。
 茨城大学などの研究チームによると、市原市の地層は約77万年前に地球の磁場が逆転した際の痕跡を残しているという。国際学会への申請が認められれば、約77万年前から12万6000年前の時期は、世界共通で「チバニアン」と名付けられる。
 イタリアからも2カ所の地層で申請があると見られ、研究チームは「選ばれるかどうかは五分五分」としている。結果は、1年後をめどに出されるようだ。