"PTA活動はもともと任意活動であったはずなのに、なぜかすべての者が参加するような雰囲気づくりがなされているー。"
 昨年2月、政府の民間委員を務めているタレントの菊池桃子さんの発言が大きな波紋を広げたPTA活動。そもそも第二次大戦後、GHQなどの指導により、保護者と教員が協力し(PTA=Parent-Teacher Association)、子どものための活動を行うものとして始まったものだ。
 しかし、朝日新聞が行った「PTAのイメージは?」というアンケート(複数回答可)によれば、「楽しい、おもしろい」が431票(20.5%)、「ためになる」が466票(22.1%)、「親の責務」が735票(34.9%)、「堅苦しい」が387票(18.4%)、「面倒くさい、負担が大きい」が1544票(73.4%)、「イメージがわかない」が69票(3.3%))なっており、やはり否定的なイメージがつきまとっている。