埼玉県の高校で、サッカー部のコーチが男子部員を何度も叩く体罰の様子がネット上に投稿された。コーチは「サッカーをやめる」と謝罪している。
映像では、サッカー部のコーチが、立たせた1人の生徒の胸を何度も押したり叩いたりしている。この映像は埼玉県の私立武蔵越生高校で撮影され、6月12日、インターネット上に投稿されたもの。学校側が男性コーチに聞き取り調査を行ったところ、コーチは体罰を認めたということだ。
30代の男性コーチはサッカー部のOBで今年の1月から教えていた。同高校サッカー部の西澤浩一監督は、「非常に生徒に近く熱い(指導をする)。多少言葉はきついところはあったが、こういうことをしてしまったら(コーチとして)残せないだろうと」と会見で語った。