「刺し殺そうとした」
先週土曜日、幕張メッセで行われていた人気アイドルグループ・欅坂46の握手会で、自称札幌市の無職・阿部凌平容疑者(24)が発煙筒のようなものを点火し、警備員に取り押さえられた。阿部容疑者は果物ナイフを所持していたため、銃刀法違反の疑いで駆けつけ警察が現行犯逮捕、昨日送検された。事件を目撃した人は「煙が上がって、そのあと破裂音がして周りがすごいパニックになった」と話す。
阿部容疑者は金属探知機での検査前にナイフや発煙筒が入っていたとみられるカバンを忘れ物として係員に届けていた。そして、検査をすりぬけた後、別の係員に忘れ物をしたと名乗り出て、カバンを受け取ったという。逮捕された際にズボンのポケットに隠し持っていたナイフは、握手を待つ間にカバンから移し替えた可能性があるとみられている。