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 6月18日(日)に放送されたAbemaTV(アベマTV)『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート』で、鈴木奈々新山千春、間寛平、東国原英夫らが『地方創生』をテーマに「地方に観光客を増やすには?」「なぜ若者はふるさとに帰らないのか?」「衰退する地方は本当に救うべき?」などについて徹底討論を行った。

■県にテレビ局がないのは茨城県だけ!鈴木奈々が嘆く

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 「地方に観光客を増やすには?」を議題に、それぞれのパネリストの出身地に観光客を増やすにはどうすればいいのかを話し合うコーナーでは、宮崎県のイメージとして「新幹線が通れば行きやすくなるのでは?」という街の声が紹介された。この意見に思わず「これだったんだよ~」と声を挙げたのは元宮崎県知事の東国原。そして「九州新幹線は長崎、鹿児島まで行ったんだけど宮崎に来ていない。あと一歩のところで僕は退任した。そりゃ文句言われるわな(笑)」とコメントした。

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 一方「都道府県魅力度ランキング」で4年連続最下位の茨城について、藤田とし子氏(内閣官房・地域活性化伝道師)が「茨城県のイメージが一番低い理由の一つが情報発信の仕方なんだと思うんですよ。関東で県のテレビ局が無いのは茨城県だけなんです」と話すと、茨城出身の鈴木奈々が「なんでテレビ局を作らないんだろ?」と疑問を投げかけた。これに対し東国原は「東京の電波を盗んでるんだよね(笑)おこぼれっていうか。それで十分足りてるからね」と説明していた。

■企業の本社機能移転で若者はふるさとに帰ってくる!?

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 続いて「なぜ若者はふるさとに帰らないのか?」のテーマでは、政治評論家・渡瀬裕哉氏の「都道府県で税率を変える」という提案に議論はヒートアップ。「法人税を安くしたとするじゃないですか。そうしたら会社の本社が地方にドンドン移るんですよ。そうするとそこに仕事ができると。地方の所得税も下げちゃうと若い人も働きやすくなる。そういう風にすれば地方に人は確実に流れてきます」と渡瀬氏が説明すると、新潟を中心に活動するアイドルユニット・ケミカル⇄リアクションは「若い人が気にしているのはそこじゃないと思うんですよ。地元に行きたい大学や就職先がないので東京に出ないと夢が叶えられない若い人たちが多いからこそ地方が夢を叶えられる場にするにはどうしたらいいのかを考えた方がいい」と反論した。

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 こうした意見に東国原が「実を言うと本社機能を地方に移すというのは政府がやったんですよ」と実例を紹介。「やったのは富山のYKKの本社。これが続くのかなと思ったら続かない。なぜかというと東京に本社を持っていた方が便利だからです。仲間もいるし官庁が東京なので交渉もしやすい。」と企業の地方移転の難しさを說明した上で「それでも本社機能の地方移転は進めるべきだ」と熱く語った。

次回『千原ジュニアのキング・オブ・ディベート 貧困解決策は?』は7月1日20時~生放送!

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