初の欠場に悔しさを感じたと言う村田。鬱憤を試合で爆発させるか
7月2日に開催されるパンクラス・ディファ有明大会(7月2日(日)15時~AbemaTVで生中継)に、RIZIN女子部門の主力の1人である村田夏南子が出場する。
レスリングからMMAに戦場を移し、順調にキャリアを重ねていた村田だったが、昨年末のRIZINでパンクラスから参戦してきた中井りんに初敗北を喫している。
そんな経緯から、村田はパンクラス参戦を決意。一度はケガで欠場したものの、今回あらためてオーストラリアのクレア・フライヤーと対戦することになった。
だが、この試合は村田にとってあくまで「通過点」だという。
村田はデビュー当時からUFC参戦を目標として掲げている。また現在は戦線離脱しているものの、中井りんとのリマッチも狙いたい。「もう一回やれるところまで」行くためにも、今回は内容を伴った勝利でアピールしたい。
公開練習では、同じ大会に参戦するTSUNE(Me,We所属)とのスパーリングも
対戦相手のクレアは打撃を得意とする選手。得意のレスリングを活かすためには、まず広いケージの中で相手を捕まえる必要がある。そのためにも「打撃も使っていきたい。もらっても前に詰めていきます」と言う。
もちろん、ケージに押し込んでからの攻防もポイントだろう。リングで闘うRIZINとは違う、ケージでの試合は2度目。打撃も含め、MMAファイターとしてより成長した姿が見たい。
文・橋本宗洋