7月5日に行なわれた記者会見で、ギャビ・ガルシアのRIZIN7月大会(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)出場が発表された。
会見で同席した真珠・野沢オークライヤー
RIZIN旗揚げ以来、その巨体と豪快なファイトで人気を集めるギャビ。今回はロシアのオクサナ・ガグロエヴァと対戦する。オクサナは177cm、100kgと、ギャビに対抗しうる巨体の持ち主。ボクシング、グラップリングに加えアームレスリングでもチャンピオンになっているという。
「凄くパワーがある」とオクサナの印象を語ったギャビだが「自分もパワーでは負けていない」とパワー勝負の構え。ボクシングには柔術で対抗していくつもりだ。
加えて、打撃勝負も見どころになるはず。ギャビは7月7日開催のシュートボクシング女子大会『Girls S-cup』(TDCホール)にも出場、藪下めぐみと対戦する。7月は2連戦、しかも違うルールというハードさだが「それが自分の仕事」とギャビ。立ち技のシュートボクシングに向け打撃の強化に取り組んできただけに、ファイトスタイルの変化、成長も楽しみにしたい。
またRIZIN女子重量級では、打倒ギャビが大きなテーマ。昨年末に「ケンカを売ってきた」ジャジー・ガーベルトは敗れたが、そのガーベルトに勝ったKINGレイナの実力は認めており「いつか機会がくれば」闘う準備があるという。
だが、まずは今回の連戦に集中し、「このチャレンジを乗り越えたい」とギャビ。注目カードが数多く並ぶ7.30RIZINでも、大きな存在感を残しそうだ。