去年12月、国内のカジノを解禁するIR=統合型リゾート推進法が可決。同法ではカジノの解禁を認める一方、ギャンブル依存症等の悪影響を防止することも求めていることから、政府が対策を進めていた。
 そんな中、警察庁はパチンコの出玉率を現在の7割程度に抑制する風営法規則の一部改正案を取りまとめた。4時間で獲得できる出玉の上限が5万円相当以下に制限するというもので、大当たりの出玉の上限も2400個から1500個になるという。警察庁はこの改正案に対する意見を一般から募り、来年にも改正規則案を施行する方針だ。