俳優の鈴木亮平(34)が18日、自身のブログを更新。自身が主役を務めたWOWOW『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』(全5話)の最終話を15日に迎え、ドラマについて振り返った。
鈴木亮平公式ブログよりスクリーンショット
同ドラマは、宮沢賢治が愛した食や音楽とともに贈る“ヤング宮沢賢治”の愛と青春の旅立ち”の物語。最終話について鈴木は、「あの滝のシーンは、僕の中でとても思い出深いシーンとなりました。うまく言えないんですが、あの場で詩を叫ぶことは、おそらく現実にはないと思うんです。普通のドラマの脚本なら、「とし子!」と叫ぶところで終わりなのです。その方が自然と泣けるはずなのです。でも、ヤング宮沢賢治のエネルギーはそれでは終われないのです。創作家の人生は、単純なリアリズムには収まりきれないのです。その先の何かにまで必死に手を伸ばさずにはおられないのが、この作品の賢治なのです。なんというか、そういう意味で、僕の中ではあのシーンが「宮沢賢治の食卓」を象徴する、思い出深い大切なシーンとなりました。」と振り返った。