インターネットテレビ局のAbemaTV(アベマTV)は、同局の将棋チャンネルにおいてオリジナル対局番組「若手VSトップ棋士 魂の七番勝負」を9月に放送することを7月24日、発表した。

 同番組は、藤井聡太四段(15)や佐々木勇気六段(22)をはじめとする23歳以下の注目若手棋士7人がプロ歴の浅い順に、自ら対局したいトップ棋士を指名。若手チームとトップ棋士チームによる対抗戦を行うというもの。将棋界で新たな時代を築こうとする若手棋士たちが勢いそのままに先輩トップ棋士を打ち破るのか、それとも永世名人の資格を持つ森内俊之九段(46)らトップ棋士たちが経験と格の違いを見せつけるのか。対局内容だけでなく、将棋界の勢力図も見える企画だ。

 AbemaTVのオリジナル将棋番組第1弾「藤井聡太四段 炎の七番勝負」をきっかけに、一躍注目を浴びている藤井四段も、楽しみにしている対局企画だ。「トップ棋士の先生に教えていただけるこの企画をうれしく思います。終盤がおもしろい熱戦となるよう全力で挑みたい」と、歴戦の強者たちとの対局を心待ちにしている。

 トップ棋士たちとの対局は、若手棋士たちにとってまたとない経験だ。公式戦では勝利を積み重ねないと実現しない対局だが、非公式戦でも真剣勝負する将棋界において、若手にとっては絶好のチャンスとなる。藤井四段も「炎の七番勝負」について「あらゆる先生たちに教えてもらって公式戦での連勝記録の原動力になった、といっても過言ではないと思う」と、29連勝中に行われた七番勝負の効果を感じている。

 AbemaTVでは「炎の七番勝負」をきっかけに、藤井四段の連勝中の対局を生放送すると、次々と将棋チャンネルの視聴記録を更新。新記録29連勝を達成した増田康宏四段戦は793.9万視聴、30連勝目前で敗れた佐々木勇気五段(当時)戦では、AbemaTV全体でも歴代2位となる1242.5万視聴を記録した。今回の「魂の七番勝負」が将棋界で語り継がれる名局ぞろいの対抗戦となるのは間違いない。

<若手チーム>

1.青嶋未来五段(22歳)

  2016年度勝率1位、 竜王戦ベスト8、チェスの日本チャンピオンとして羽生三冠とも対決経験あり。

2.佐々木勇気六段(22歳) 

  16歳でプロデビュー、2016年棋王戦挑戦者決定戦進出。

3.近藤誠也五段(20歳)

  2016年王将リーグ入り、四段で羽生三冠に勝利(公式戦で羽生三冠が四段に敗れるのは2011年以来)。

4.八代弥六段(23歳)

  2016年朝日オープン優勝(全棋士参加棋戦)。

5.増田康宏四段(19歳)

  16歳でプロデビュー、新人王戦優勝。

6.佐々木大地四段(22歳)

  藤井聡太と同年で四段昇段、デビュー1年目で勝率7割を超え、史上初のフリークラス1年で脱出。

7.藤井聡太四段(15歳)

  歴代最多公式戦で29連勝を成し遂げ、AbemaTV「炎の七番勝負」では羽生三冠をも破った中学生棋士。

<トップ棋士チーム>

1.森内俊之九段(46歳)

  タイトル12期(タイトル戦登場25回)、永世名人資格保持者。

2.三浦弘行九段(43歳)

  タイトル1期(タイトル戦登場5回)、羽生七冠の牙城を崩した名棋士、横歩取りの達人。

3.藤井猛九段(46歳) 

  タイトル3期(タイトル戦登場7回)、「藤井システム」はあまりにも有名、振り飛車の達人。

4.屋敷伸之九段(45歳)

  タイトル3期、史上最年少タイトル挑戦、最年少タイトル獲得の記録を保持、16歳でプロデビュー。

5.郷田真隆九段(46歳)

  タイトル6期(タイトル戦登場18回)、居飛車正統派で王道本格派の気風。

6.木村一基九段(44歳)

  タイトル戦登場6回(棋戦優勝2回)、「千駄ヶ谷の受け師」、矢倉の達人。

7.行方尚史八段(43歳)

  タイトル戦登場2回(棋戦優勝2回)、名人戦、王位戦挑戦に近年登場した本格派。

(C)AbemaTV

▶藤井聡太四段の過去の対局はこちらから

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