27日、民進党の蓮舫代表が定例会見を開き、代表を辞任する意向を表明した。
 会見冒頭、「民進党の代表を退く決断をしました。了承頂きました」と話し出した蓮舫代表。
 「熟考を一日させていただいた。遠心力を求心力にどうすれば変えることができるか、国民の皆さんにしっかり託していただける民進党になるのか。人事ではなく、私自身を見つめ直さなければいけないと考えた。"攻め"の部分はしっかりと行政監視をしてきた。安倍内閣・安倍総理の、お友達を見ているかのような政治、やっぱりこれを許してはいけない。えこひいき、不平等、行政が歪められ、途中経過が見えない政治をそのままにしてはいけない。これらについて、国民の皆さんに共鳴の思いは生まれたと思っている。ただ一方、"受け"の部分に私は十分に力を出せなかった。率直に認め、より"受け"に強い民進党になるため、新たな執行部に率いてもらう。国家の民主主義のために。私は一議員に戻り、足りない所を補います。もっと強くなる。ゼロに戻って再スタートする。党はまだまだ強くなる」と述べた。