オカダ・カズチカが7月30日岐阜大会で行なわれた、G1クライマックスのBブロック公式戦に登場。この日はジュース・ロビンソンと対戦、貫禄の試合運びを見せた。
最後はレインメーカーを切り返してジュースが得意技パルプフリクションを放とうとしたところへ、さらに切り返しのジャーマン、そしてレインメーカー。高度な切り返し合戦を制したあたり、さすが王者と言えそうだ。
前戦で初黒星を喫したケニー・オメガは、この日は小島聡に片翼の天使できっちり勝利。またEVILも矢野通を短時間で仕留め、ともに勝ち点8でオカダを追走している。これを勝ち点6の鈴木みのる、SANADAが追っているのが現在の星取状況だ。
勝ち点2、つまり1勝分の差であれば、直接対決で追いつくことも可能。ケニーもEVILもまだオカダ戦を残している。とはいえ、開幕から5連勝を果たしたオカダの充実ぶりを見ると、攻略がそう簡単ではないことも確かだ。
そんなG1でも強さを見せつけるオカダの2016年5月3日に福岡国際センターで開催されたレスリングどんたくから2017年のイッテンヨンまでの激闘の数々「オカダ・カズチカ シングルマッチ一挙」(8月1日(火)14:20~AbemaTV)が放送される。これを観れば「新日本プロレス」のド真ん中にいるIWGP王者の強さが改めて分かるはずだ。
このままオカダが独走するのか?G1だからこその波乱が待っているのか。いよいよリーグ戦は後半戦に突入する。