7月30日、『亀田×ジョー プロボクサーへの道~3ヶ月でデビュー戦~』(AbemaTV)が放送された。番組ではボクシングのプロテストの合格を目指、チャンネル登録者数71万人を誇るYouTuberのジョーが、トレーナーに就任した亀田興毅の熱血指導のもと過酷な特訓に挑んでいる。
今回ジョーは亀田三兄弟を世界チャンピオンに育て上げた亀田史郎に教えを乞うことになった。史郎が投げるピンポン玉を避けるトレーニングに挑むことになり、はじめは自信を見せていたジョーだったが、ハイスピードで放たれるピンポン玉は次々にジョーに命中して思わず悲鳴を上げてしまう。ジョーは「熊と戦ってる感じ」と、衰えをまったく見せない史郎のプレッシャーに怖気づいてしまっていた。
続いては、竹刀の先につけたグローブのパンチを避ける「世界のジャブ」に挑戦する。以前に亀田興毅から同様のトレーニングを受けていたジョーだったが、本家本元の「世界のジャブ」にジョーは被弾を繰り返してしまい「スピード全然違いますね」と苦笑いだった。
午前中の練習が終わり、食事をするために史郎の家に案内されたジョーは、史郎手製のちゃんこ鍋に舌鼓を打つ。そこで中学卒業後にボクシングの道に進んだ娘、亀田姫月の話となり、ストイックな生活を続ける姫月について、「今こいつがやることは、誰もできないこと」と胸を張る史郎。さらに亀田家の獲得したベルトが詰まったテーブルを見せて「姫(月)が獲り出したら入らんようになってくる」と愛娘の活躍を確信していた。
続いて史郎は、プロテストでの“戦い方”をジョーに伝授する。「常に足を使って相手を追い詰める」「強力な左ストレートを打つ」といったシンプルなものだったが、プロテストでは十分に通用する戦法なのだという。ジョーは元プロボクサーのトレーナー相手にスパーリングをしてアドバイスを実践し、史郎はその内容に納得している様子だった。
さらにスタミナをつけるため、トレーナーが持って動き続けるサンドバックをリング上でひたすら叩くハードなトレーニング「ハシモト」を4ラウンド実行することに。プロボクサーでも嫌がる過酷なものだが、史郎の「自分に勝て」といった激を受けながらジョーは根性を見せてやりきり、その気迫を評価した史郎は「あの気持ち忘れたらアカンで」とアドバイスした。世界チャンピオンを生んだ“虎の穴”での修業を終え、ジョーはまた一つプロテストへの自信をつけた様子だった。