プロフェッショナル修斗・VALE TUDO JAPANの激闘の数々「VTJ&プロフェッショナル修斗 オンエア大会からベストバウト」が(8月3日(木)21:00~AbemaTV)放送される。
「RIZIN」やキックボクシング「KNOCK OUT」で活躍中の那須川天心や、「K-1」の平本蓮、大雅、西京春馬、西京佑馬の兄弟など10代から20代前半の格闘家が台頭しつつある現在だが、修斗にも20歳の青井人という逸材が登場した。
現在、修斗の世界ランキング5位、環太平洋ランキング3位と着実にステップアップしている青井。プロデビュー以来一度のドローを挟み、現在5連勝と無敗記録を更新した。6月25日の大会では、6年ぶりの電撃復帰が話題になった43歳タクミを2RでTKO。新旧対決で序盤から、積極的に飛び蹴りやヒザなどで日本MMAのレジェンドを圧倒した。1R中盤に積極的な打撃が空振りとなりテイクダウンされ寝技に封じ込まれる場面があったものの、寝てからの獰猛なヒジなど上になられても止まらない攻撃、そして2Rの2発の飛び膝からのパウンドという決定力は、さらなる上が楽しみとなる内容だった。
今年1月に元修斗環太平洋ライト級王者の児山佳宏をKO、そして元フェザー級キング・オブ・パンクラシストのタクミと、日本MMAの歴史ともいえる選手を次々と撃破し着実に育成が進んでいる印象の青井、まずは明言している通り、環太平洋のタイトルがターゲットとなるが、勝ち続けていくと2~3年で対世界というシナリオも夢ではないだろう。新旧ファイターが入り交じる修斗の世界で覚えて欲しい名前である。