北朝鮮がグアムを狙う理由は「日米同盟“3本柱”の一つを破壊すること」 集団的自衛権発動の可能性も 2017/08/11 22:15 拡大する 10日朝、北朝鮮がミサイルを同時に4発発射してグアム周辺に着弾させる計画の具体的な内容を発表した。中距離弾道ミサイル「火星12」をグアム島から30~40kmの水域に着弾させるというもので、飛行距離3356.7km、飛行時間1065秒(17分45秒)。北朝鮮はこの計画が8月中旬までに完成するとしている。 トランプ大統領は9日、Twitterに「大統領としての最初の仕事は核戦力の刷新と近代化だった」「今は最強になった」「使わないことを願うが、アメリカは常に世界最強の国家だ」と投稿、核攻撃の可能性を示唆している。また、マティス国防長官は9日に発表した声明で「北朝鮮は体制の終わりや国民の破滅につながる行動の検討をやめるべきだ」と牽制した。北朝鮮の計画発表は、これらの発言を受けてのものとみられている。 続きを読む