北朝鮮によるグアム周辺へのミサイル発射計画発表に端を発する米朝の応酬がエスカレートしている。
 トランプ大統領は11日、「彼(金正恩)がグアムに何かすれば北朝鮮で見たこともないことが起きる。その時になればわかる。彼は目にする。これは挑戦でなく私の宣言だ」など、実力行使を匂わせる、厳しい口調で北朝鮮を牽制した。
 トランプ大統領の一連の発言について、AbemaTV『AbemaPrime』に出演した軍事アナリストの小川和久・静岡県立大特任教授は「トランプは自分が知らない分野、とくに安全保障や外交分野については軍人出身のマティス国防長官、マクマスター安全保障補佐官、新しく就任したケリー首席補佐官などのに丸投げしている。思い付きで発言しているようにも見えるが、Tweetはケリー首席補佐官が添削している。トランプ流のビジネスマン的な物の言い方だ」と話す。