米国バージニア州で8月12日、白人至上主義を掲げるグループと人種差別反対派との間で激しい衝突が起きた。白人至上主義の男が反対派の集団の中に車で突っ込み、デモに参加していた32歳の女性が犠牲になった。
 27日の『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)では、コメンテーターの蝶野正洋が、自身がアメリカで受けた人種差別体験を明かした。「1988年くらいから1年間くらい、アラバマ州のバーミングハムというKKK(クー・クラックス・クラン)のど真ん中のところに滞在した。人種差別は当たり前だったし、一緒にいたサモア系の(プロレスの)パートナーも、米国人なのに差別されていた。90年代にCNNが持っていたプロレス団体で試合をやっていたが、スタッフに必ずアジア人、白人、黒人、ヒスパニックの全ての人種を、仕事の能力に関係なく平等に配置しないといけないというのが大企業にはある。それに対する白人のストレスもあったと思う。南部と大都市とではまた違う」と話す。