6回目の核実験を強行、さらに9日の建国記念日に向けミサイル発射の動きを見せていることが報じられた北朝鮮。国際社会にも手詰まり感が漂う中、あるべき日本の外交・安全保障の姿は一体どのようなものなのだろうか。AbemaTV『AbemaPrime』では、細野豪志・衆議院議員を直撃した。
 細野氏は日本政府のこれまでの対応について「ここはきっちりと圧力を強める時期で、対話の時期ではないということも含めて、今のところアプローチは間違っていないと思う」と評価。「朝鮮半島で戦争が起これば、『重要影響事態』に該当する。その場合、米軍を後方支援することも絶対に必要。また、ミサイルがグアムに発射された場合、集団的自衛権の行使が必要になってくると思う。安保法制の中でこういうことをやらせてほしいと、その必要性を説明する機会になる。2年前、安保法制で与野党はものすごく対立していたが、仕切り直しをする機会になると思う。自身が政権の中枢いたとしたら、与野党に国会での対話を呼びかける」とした。