
「第74回ベネチア国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品されている映画「三度目の殺人」の記者会見が日本時間5日、イタリア・ベネチアで行われた。
同作は、福山雅治(48)演じる弁護士が、役所広司(61)演じる殺人犯の二転三転する供述に翻弄されながらも真実を追い求めていくサスペンス映画。『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)では、かつて弁護士経験があり、現在、米ニューヨーク州弁護士として活躍する山口真由氏が、自身の判断が揺らいだ経験を明かした。
同映画でも見られるアクリル板を隔てての面会については、「日本で弁護士をしていた時に、まさにアクリル板を挟んで被告人と面会していた」という山口氏。また、被告人の供述で判断が揺らぐ瞬間については「話が結構面白い方が多い。パンツを何百枚も盗んだという方は、お母さんが懐かしくてTバックとかセクシーなものではなくて大きなパンツを盗みましたと言っていて、『かわいそうだな』とホロリと泣いてしまった。家に帰って『私おかしくない?』って我に返った」と自身の経験を明かした。
また、実際の面会に関しては「アクリル板を挟んでこっち側と向こう側では全然世界が違う。向こうは罪を問われている人だから。そこは不思議な気持ちになる」と話した。
(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)



