北朝鮮訪問から帰国したアントニオ猪木議員が11日、会見を開き、8日に前外相の李洙墉(リ・スヨン)氏との会談の内容を明らかにした。
猪木氏によると李氏は「アメリカや国際社会が圧力をかけ続ける限り、核開発はよりレベルの高いものになっていく」と述べた上で、日本の国会議員による訪朝団も受け入れる準備がある、話し合いをしたい意向は持っていると発言したという。
猪木氏は「政治の世界には表と裏がありますので、膝を突き合わせて本音の話をしないとしょうがない。日本の考え方だけが報道されている。北朝鮮の片棒を担いでいるということではなく、お互いの言い分がある」「自民党がどう考えるか」と訴えた。