9月13日(水)にAbemaTV(アベマTV)にて放送されたお笑いコンビ・FUJIWARA藤本敏史の冠番組『フジモンが芸能界から干される前にやりたい10のこと』に、バイきんぐ・西村瑞樹、麒麟・田村裕、ジョイマン・池谷和志、ハライチ・岩井勇気、マテンロウ・大トニーらの「じゃない方芸人オールスター」が集結。番組内で、池谷が藤本に向けて悩みを打ち明けた。

同番組は万が一、藤本が不祥事を起こして芸能界を追放されても後悔しないためにゲストが藤本とやっておきたい10のことを叶えていくというバラエティで、池谷は「フジモンに今後について長期プランを相談したい」というお題をリクエスト。
池谷は「すごい悩んでいまして。今一発屋みたいな感じでちょこちょこテレビに出してもらえるんですけど。これがいつまで続くかわらかないので、この20年間くらいどうしたらいいかなって。フジモンさんは20年以上やられているので芸人を。なのでアドバイスを」と、大先輩である藤本に自身の方向性について相談した。

これに対して藤本は「ムリちゃうか」とバッサリ。その上で少し考え「でもさ、相方がさ、ポエムかなんかですごい。Twitterで。しかもいいポエムやねん。すごい」と、池谷の相方の高木晋哉のTwitterの芸術性が高くて面白いと話題になっていることを指摘。池谷によると38万リツイートされるほどの人気らしく、田村は「ムーディー勝山がおごってくれたやつが“一杯のかけそば”のようなショートストーリーになっていて、面白いとすごい話題になっています」と一つのエピソードを踏まえてそのレベルの高さを説明した。
「いま手持ち少ないからこんな店ですまんな」そう言ってムーディ勝山さんは一尾しかない自分の天丼の海老を僕の蕎麦の上に乗せた。店内の誰も僕達には気付いていない。そう、全ては遠い過去になっていく。しかし未来に何があろうと、僕はこの蕎麦の上に乗る居心地の悪そうな海老を絶対忘れないだろう。
— ジョイマンの高木晋哉 (@joymanjoyman) August 21, 2017
藤本が「そこに乗っかるとか、そういうところを目指したら?」と提案すると池谷は「一回、高木のポエムみたいなのを真似して書いたんですよ。すぐに。乗っかろうとしたら。それも軽いニュースになったんですよ。下手くそすぎるって」とすでに試したことがあることを明かした。

「どんなポエム?」と藤本が問うと「なんかあの~。釣りに行ったんですけど、後輩がベラを釣ったんですよ。本当はタイを釣りに行ったんですけど。外道だからそんなベラなんて釣るなよって僕が言って、結局時間がたって一匹も僕は釣れなかったんです。結局、後輩は『このベラ食べましょうよ』って言ってくれて。そのベラの味はタイより美味しかった。後輩、運転お疲れ様」と、普通の釣りエピソードを紹介。なんとこれが池谷のポエムだったらしく、スタジオは愕然。藤本はポカンとしながら「いやいやいや、ポエムじゃないやん」と冷静にツッコミを入れた。
先日、タイ釣り。
— ジョイマン池谷 和志 (@Iketanijoyman) September 6, 2017
そこで後輩はベラを釣った。見た僕は、「ベラって!!タイ釣れよ。」と。
日が沈み港へ。僕は、一匹も釣れなかった。
そんな僕を見て後輩が「釣ったベラ食べましょ。」と。捌いてもらったベラの刺身は鯛に劣らないくらい美味しかった。
そして、後輩、運転お疲れさまでした。
ポエムはムリだと悟った藤本は「池谷は仕事に活かせるような得意分野はないの?」と反対に質問。池谷は「そうですね。酒飲むの好きなんで」とさらなるポンコツぶりを披露すると、思わず田村も立ち上がり「お前芸能界舐めんなよ!」と怒りを露わに。しかし池谷は心折れることなく「焼酎が好きなんで、焼酎アドバイザーとか」とプランを述べるも、藤本は「山ほどいてるで!芸人だけでなく、俳優界もいてるで」とあきれ顔の様子に。

結局、改名でもして大きく変える必要があるとなり、この日オネエ芸人のユーマから譲り受けた「立ち上がれ日本」というギャグから「立ち上がれ池谷」はどうかと藤本が提案。池谷はそれが気に入らなかったため、最終的にダーツで決めることに。結局、藤本がノリで述べた、お笑いコンビ・マテンロウの大トニーをモチーフにした「トニアガレトニトリー」に決定した……が、スタッフがよしもとクリエイティブエージェンシーの公式HPを見ても名前が変わっていなかったので、番組は今後、ジョイマン池谷の改名の動向を追っていくようだ。


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