人気YouTuberのジョーが、ボクシングのプロテストを9月26日に受験することが9月17日、明らかになった。9月1日のプロテストでは惜しくも不合格となっていたが、その後も課題克服のために徹底的にトレーニング。さらにはトレーナーでもある亀田興毅氏との“再戦”も決定。悲願のライセンス取得に向けて、すべての準備が整った。
ジョーはAbamaTV「亀田×ジョー プロボクサーへの道～3ヶ月でデビュー戦～」内で、プロテストの合格とデビュー戦を目指し、日々厳しいトレーニングを積んできた。だが、9月1日のプロテストは、興毅氏のおい・京之介と2人で受験したものの、結果はまさかの不合格。一時は落胆したジョーが、協栄ボクシングジム、亀田家の面々、さらには元スーパー王者の内山高志氏のもとへ出稽古に行くなどし、気持ちを高めていた。
9月17日の放送分では、興毅氏からプロテスト再挑戦の日が明かされると、ジョーも気合の入った表情を見せた。ところが、この後にサプライズが待っていた。興毅氏がジョーとスパーリングを行うと発言したからだ。興毅氏とジョーは5月に行われた「亀田興毅に勝ったら1000万円」で戦った間柄。これをきっかけに、ジョーのプロテスト挑戦も決定した。今度こそ絶対に合格を目指すYouTuberにとって、師とのガチンコ対決、拳での会話こそが何よりの後押しだ。
再戦を告げられたジョーも、さすがに戸惑った。「興毅さんとですか？興毅さんが言ったんですか！？マジっすか。なんか、衝撃すぎて」と、言葉が短く切れた。それでも徐々に気持ちを落ち着けると「1000万円企画の時から、自分がどれだけ成長したのか。結局は、気持ちが一番大事。プロテストの時はうまく見せようとか思いすぎて、気持ちが足りていなかった」と、今度は闘志に火がついた。「1000万円の時も勝てるわけもないのに、絶対に勝つ気持ちでやっていた。根性とか手数とか、そういうところを見せるしかない。絶対に勝ちます！」と、胸を借りるのではなく全力でぶつかる勢いだ。
世界3階級制覇を果たした興毅氏に、3カ月の間みっちり指導されたジョー。その姿は、1000万円企画でKOされたものとは、まるで別人だ。特訓の成果を見せ、師匠・興毅氏に強烈な一発をたたきこめるようになっていれば、その先にあるプロライセンスまでの距離は、限りなく近くなる。
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