9月23日、AbemaTV(アベマTV)にて『渡辺直美の女子高生オーディション!』(毎週土曜20時~)が放送され、ゲスト出演した高橋愛が、モーニング娘。オーディション時の木下優樹菜との交流を明かした。
同番組は、AbemaTVの開局1周年を記念した一大プロジェクトと位置付け、女子高生ボーカリストを発掘するオーディション番組。グランプリ受賞者には、デビューできるよう音楽プロダクション・つばさプラスによるバックアップが約束されている。
難関の3次審査を通過できた女子高生は、18人中わずか5人。23日放送回では、3次審査で脱落していった女子高生たちが見せた、涙の軌跡を振り返った。
その中で高橋は、「私はモーニング娘。の5期メンバーオーディションだったんですけど、9人中5人が落ちた中に、木下優樹菜ちゃんがいて」とコメント。1度のオーディションで不合格になったとしても、その後デビューし成功を掴んだ芸能人は、数多く存在する。
高橋は「金髪だったと思うんですよ。やっぱりヤンキーだったんですね(笑)」と当時の木下の印象を語り、「私、福井県出身の田舎者ですごいなまっていて。でも、東京の優樹菜と一番仲良くなって、一緒に受かりたいねって言っていて」と振り返った。オーディションの最後にはTシャツを交換して「大事にしようね」と約束し、それぞれの道へ進んだという。
だが、「お互い大事に持っていたんですけど、優樹菜はもう無くなっていたという(笑)」とその後のオチを披露すると、番組オーガナイザーを務める渡辺直美は「優樹菜ちゃんらしい」と爆笑。高橋も「優樹菜っぽいなと思ったんですけど(笑)」と頷き、「今すごい活躍されていて、嬉しいです」と笑顔を見せた。
今回のオーディションで不合格になった女子高生の中にも、すでに新たな一歩を踏み出した者がいる。福岡県出身の高校3年生・原野沙夏さんは、大手プロダクションの新人発掘育成オーディションに応募し、特別優秀部門賞を獲得。特待生として、無料でスクールに通うことが決まった。さらに、来年9月にはオーストラリア留学も予定しているそうだ。
なお、次週放送されるセミファイナルには、白石美成さん、桝元空乃さん、和智日菜子さん、米川莉々子さん、山田美月さんの5人が挑む。審査を行うのは、オーディションに参加している女子高生たち自身。ライバル同士でお互いの歌唱を採点し合う、前代未聞のオーディションが幕を開ける。夢をかけた駆け引きに注目だ。
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