今日、衆議院が解散する。日本中が来月10日の公示、22日の投票に向けて事実上の選挙戦に突入する中、"不出馬"を表明し、政界を引退する議員たちもいる。
 民進党の鈴木克昌議員(73)もその一人だ。愛知県蒲郡市氏出身で、愛知県議や市長を務めた後、2003年、民主党から出馬し衆院議員に初当選。民主党政権時代には総務副大臣や党幹事長代理を歴任。2012年、消費税増税法案の強行採決に反対し、民主党を離党。小沢一郎氏らと共に「国民の生活が第一」の設立に関わり、その後継の「生活の党」では小沢代表からの強い要望もあり、代表代行に就任した。こうした経歴から、小沢氏の"側近中の側近"とも言われる。