日本将棋連盟は9月27日、同連盟の公式ホームページで対局前に金属探知機検査をテスト実施することを発表した。期間は10月1日から12月末まで。

 ホームページで「対局前における金属探知機の検査について」というタイトルで発表された内容によると、対局規定委員会により協議が重ねられた「電子機器の取り扱い」について、一部の対局のみ実施されていた対局前の金属探知機による検査を、公式戦に参加する棋士、女流棋士、奨励会員、アマチュアの全員に実施するとされている。

 対局中の電子機器の取り扱いについては、昨年秋に起きた三浦弘行九段に対する将棋ソフトの不正使用疑惑から、検討課題になっていた。後の第三者調査委員会の報告により、三浦九段が対局中にソフトを不正使用した事実は認めらなかったことが明かされた。同連盟と三浦九段は5月に和解成立の記者会見を行っていた。

(C)AbemaTV

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