日本人初の世界3階級制覇を果たした元プロボクサーの亀田興毅氏が9月28日、自身のブログを更新し、教え子のYouTuberジョーがボクシングのプロテストに合格したことを報告した。
興毅氏は7月から放送されているAbemaTV「亀田×ジョー プロボクサーへの道～3ヶ月でデビュー戦～」で、ジョーをプロにするためにトレーナーに就任。厳しいスケジュールの中、長所を伸ばす指導法で3カ月という短期間ながら、ジョーをプロへと導いた。ブログではトレーナーとして感じていたプレッシャーや苦悩を赤裸々に綴った。
番組企画として始まった挑戦だが「正直初めは 3 ヶ月間でプロテスト合格というのは厳しいなぁと思った。 でもやるからには必ずプロボクサーにせなあかん。出来ないとなるとそれはトレーナーとして敗北を意味する。トレーナーとして初めて一から育てる選手。トレーナーとしてのデビュー戦。だから凄くプレッシャーはあった」と明かした。
トレーニングは3カ月を1カ月ごとに区切ってテーマを決め、ほぼ半年で行うトレーニングを3カ月に詰め込んだという。「辛かったと思うけど、ジョーは根性があった。よく頑張って付いて来てくれた」と努力をたたえていた。
プロテスト直前には、自らスパーリングパートナーを務め、最後の仕上げも行ったという。「ジョーがプロになってくれた事で親父が作り出した『亀田流トレーニング』が間違いではなかった事も証明出来た。三兄弟が世界チャンピオンになっている時点で証明出来ているが、兄弟では無く全くの他人でも結果が出たというところに意味がある。だからジョーには感謝してる。ありがとう！」と、亀田家全体としても感謝の思いを述べていた。
現在は「亀田興毅に勝ったら1000万円」で対戦したホストの神風永遠もプロを目指してトレーニング中。「これからもボクシング界を盛り上げるために色々なことに挑戦しようと思っているので楽しみにして欲しい!! 改めていつも応援してくれる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました！」と、ファンに向けてメッセージを送っていた。
（C）AbemaTV
