「LiveRally」はグラフィティ・ライターの鬼頭が中心になってスタートしたヒップホップの四大要素(MC、DJ、DANCE、GRAFFITI)をトータルに盛り込んだプロジェクトだ。今年6月にdj hondaがプロデュースし、DELI、ZEUS、LUNA、”E”QUAL、SUIKENが参加した「NEW ARRIVAL」が突如発表され大きな話題を呼んだ。
これは伝説のグラフィティライター・TOMI-Eの活動25周年を記念したアルバムを出そうというアイデアから生まれたもの。TOMI-Eは10代でヒップホップと出会い、1991年に16歳で単身渡米。現地の壁で見た巨大なグラフィティに衝撃を受け、西海岸を拠点に活動を始めた。DELI曰く「ヒップホップを体現してるような人」とのこと。そんな彼の活動25周年というアニバーサリーについて話す中で、「曲とか作ったら面白いんじゃない?」というアイデアが生まれ、MC、DJ、ダンス、グラフィティというヒップホップの四大要素をシンクロさせていくプロジェクトに発展した。