2017年11月 、ラグジュアリーブランドのブルガリは、世界で名高い漫画家・荒木飛呂彦さんがデザインしたアクセサリーのカプセルコレクションを発表する。

今回のデザインモチーフに荒木さんが選んだのは自身の作品『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する「キラークイーン」。キラークイーンは同作4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する吉良吉影が持つスタンド(超能力が形を成したもの)。随所にドクロのデザインをあしらった、猫型の獣人のような姿をしている。
ブルガリの力強いシンボリズムやトレードマークに魅力を感じているという荒木さんは、このキャラクターと本コレクションについて「私の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』に『スタンド』と呼ばれるものが登場します。それは心の形を視覚化、キャラクター化したもので、それを持つ者の守護神のような存在でもあります。私が持つブルガリのイメージは、アイコンでもあるセルペンティ(蛇)が持つ『魔除け』です。今回、日常で身につけるアルババッグやウォレット、バンダナ、シェリーなどのアイテムに、私が描いてきた『スタンド』の中でも最強の力を持つものの一つ、『キラークイーン』でデザイン致しました。健康と安全、そして時には愛や仕事のために闘わなくてはいけない時に、それを持つ者を守護するアイテムとして持っていただければ本当に嬉しいです」とコメントしている。




アイデンティティーの変化というストーリーをグラフィックなモチーフに変えた「ブルガリ・ブルガリ アルバ バッグ」は2サイズ(S、M)で展開。ベーシックなスクエアのフォルムに顔と影を描いたサイケデリックなカスケードが施されており「キラークイーン」がもつ力を称える演出として、中央にあしらわれたペンダントの裏側には「キラークイーン」の魅惑的な顔がひそんでいる。
また荒木氏の幻想的な世界はグレーのカーフレザーが用いられたトートバッグにも表現されており「キラークイーン」の魅惑的な姿をテーマにしたデザインがほどこされている。
グレー、リネンアゲート、ホワイトアゲート、デニムのカラーパレットからなるカーフレザーのジップウォレットは、主人公・東方仗助とのリアルな戦闘シーンを彷彿とさせるデザインとなっており、まるで『ジョジョの奇妙な冒険』のページをめくっているような感覚を味わうことが可能だ。



カプセルコレクションの大胆不敵な精神は、イエローのファーの飾りをあしらった遊び心溢れるキーチャームをはじめとするあらゆるアクセサリーを通じて表現されている。
大胆なデザインの中に、漫画の奇妙な魅力とブルガリの贅沢なスタイルが融合。荒木さんの作品で最も魅力的な「スタンド」などのモチーフが集合する本コレクションのシルクバンダナにはそれぞれのモチーフを12にすることで永遠の時間、そして無限大を表現しており、超自然の力が持つ魔法が宿ったかのようなデザインがほどこされている。




【ブルガリ 荒木飛呂彦 日本限定 カプセル コレクション】
本コレクションは、11月1日(水)から7日(火)まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて先行発売。11月10日(金)よりブルガリショップおよびオンラインショップにて発売する。詳細はWebサイトをチェック。
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

