トランプ米大統領がジョン・F・ケネディ暗殺に関する機密文書を公開する考えを明らかにしたことが話題を呼んでいる。
 1963年11月22日、遊説のためにダラス市に訪れたケネディ大統領。市内をオープンカーで走行中、突然発射された銃弾3発のうち2発が首と頭部に命中し、死亡した。近くの倉庫のビルの窓から狙撃したとしてリー・ハーヴェイ・オズワルド容疑者が逮捕され、事件の全容が解明されるはずだったが、2日後、護送中のオズワルド容疑者をナイトクラブ経営者の男が射殺。事件はオズワルド容疑者の単独犯行として結論付けられたものの、彼を裏で操っていた大物がいたのではないかとの憶測も根強く、ソ連陰謀説、CIA陰謀説、キューバ陰謀説など様々な説が今も唱えられている。