キャラの濃い選手がひしめく東京女子プロレスにあって、孤高とも言えるエレガントな存在感で観客を魅了しているのが沙希様だ。
試合後のマイクもエレガントな沙希様
姿かたちはDDTで活躍する赤井沙希にそっくりだが、あくまで別人とのこと。赤井は東京女子プロレスの10.29王子大会をこっそり観戦したとブログに綴っており、そこでも「ちなみにこの方はよく間違えられちゃうんやけど私、赤井沙希ではありません」と同一人物説を否定している。
世の中にはそっくりな人間が3人いると言われるが、かつて東京女子プロレスには“スケバンレスラー”赤宮サキなる選手も登場していた(入場曲は「なぜ?の嵐」)。
別人ではあるが、赤井も沙希様の「強くても美しくなければ意味がない」というイズムには賛同している模様。東京女子プロレスの「醜い」選手たちを粛清し、美を広めるためにおフランスからやってきた沙希様は「美威獅鬼軍(びいしきぐん)」を率いてきた。
変形の横三角絞めなど独特のテクニックを使いこなす
現在はメイドのマーサ(高梨将弘に似た8歳の女児)を親元に帰し、シングルプレイヤーとなった沙希様は東京女子での「珍獣狩り」を宣言。10.29王子大会では「ミニ豚」のどかおねえさんに変形フットチョークで快勝。時折り「なんやアイツ。しょーもない!」と関西弁が飛び出すこともある沙希様だが、しなやかな打撃とテクニカルなグラウンド技はあくまでお上品だ。
アニメ『ベルサイユのばら』の主題歌「薔薇は美しく散る」で入場する沙希様は「様」までがリングネーム。ファンは「お試合」中、「沙希様!」と声援を送るが、これは本人が「呼び捨てでよくってよ」と許可しているためである。
またコスチュームに関して、ポイントは「クラシカルだけどレザーも使ってて、甘辛な感じ」と赤井沙希がブログで解説している。あくまで別人だが、沙希様についての情報は赤井沙希のブログ(赤井沙希(DDTプロレスリング)オフィシャルブログ Powered by Ameba)で詳しく知ることができそうだ。
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