11月5日の新日本プロレス・大阪大会の全カードが決定し、IWGPインターコンチネンタル選手権、IWGPジュニアヘビー級選手権、NEVER無差別級選手権に加え、IWGP US王座戦も追加決定した。ケニー・オメガが持つベルトに挑戦するのはバレッタだ。
バレッタはROPPONGI VICEとしてジュニアヘビー級で長く活躍してきたが、最近になってヘビー級に転向。外国人トップの座を目指し、ケニーのベルトに狙いを定めた。
しかしG1優勝をはじめ、ヘビー級の実績では雲泥の差があるだけに、ケニーは挑戦表明にも余裕を崩さず。バレッタとのタイトルマッチを「1.4東京ドームまでの時間つぶし」だと豪語している。ケニーが盤石ぶりを見せつけるか、バレッタが大・下克上を成し遂げるか。注目の外国人対決だ。
またこの大会では、スーパーJr.タッグトーナメントの決勝戦も行なわれる。現IWGPジュニアタッグ王者のROPPONGI 3K、SHOとYOHに対するは、SUPER 69こと田口隆祐&ACHだ。
10月の両国大会で衝撃的な凱旋、同時に王座獲得を果たしたSHOとYOH。ルックスも含めたスター性、海外修行で鍛えた心身両面のタフさなど天井知らずの可能性を持っている。このトーナメントでは準決勝で、BUSHI&高橋ヒロムに勝っており、その実力は本物だ。
そんな2人にタイトルを奪われたのが田口。自らの名を冠した「タグチジャパン」の監督としても、ここは優勝して威厳を保ちたいところ。
日本最大、最高峰のプロレス団体である新日本は、それだけに競争も激しい。バレッタ、ROPPONGI 3Kがもたらす新風はその象徴だ。そしてその新風を受け止める力があるのも、新日本の選手たちだと言えるだろう。
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