東京女子プロレスの闘いに「美しさ」をもたらすべく参戦中の沙希様が、シングルプレイヤーとして重要な一戦を迎えることになった。

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これまで美威獅鬼軍(びいしきぐん)、SIN美威獅鬼軍、NEO美威獅鬼軍とユニット名、メンバーを変えながら、東京女子の選手たちの壁になってきた沙希様。しかし現在は単独での「珍獣狩り」をテーマとしており、10.29王子大会では「ミニ豚」ことのどかおねえさんに勝利した。

続く11月3日の新木場1st RING大会では、今年からフリーとして参戦中の瑞希と対戦することが決定。瑞希のキャッチフレーズは「ポッピング・シュガーラビット」であり相性は「みずぴょん」。うさぎ的ではあるのだが珍獣というにはアイドル人気が高すぎる。ファンはそう感じているのではないか。

実際、瑞希はアイドル兼レスラーとしてデビューした選手でもあり、東京女子プロレスでは伊藤麻希とのタッグ「伊藤リスペクト軍団」としてCDデビューを(伊藤の独断で)予定している。9月には才木玲佳のシングル王座に挑戦し、激闘を展開した実力の持ち主だということも見逃せない。

醜いものを排除するためならセコンドの介入など反則も辞さないファイトぶりを見せてきた沙希様。しかし現在は単独での参戦中であり、セコンドがいない状態だ。しかも過去の敗戦では、そのプライドの高さと繊細な神経ゆえにショックで失神している。この瑞希戦も、そうなってしまう可能性が充分……。

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試合後のインタビューでは、毎回、取材に罵詈雑言を浴びせることでも知られていた沙希様。しかし王子大会における単独コメントではおとなしい発言に終始しており、この点も不安視されている。

健気かつ華のある試合ぶり、抜群の笑顔など現在のマット界で屈指のアイドル力を誇る瑞希との対戦が組まれた理由は、いったい何なのか。沙希様に狙いがあってのことなのか。11.3新木場大会での闘いと、その後の展開には要注意だ。

なお、沙希様は「様」までがリングネーム。DDT参戦中の赤井沙希とはあくまで別人であるとのこと。

文・橋本宗洋

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