11月16日から29日まで、中野ブロードウェイ内・墓場の画廊にて、漫画家・にわのまことの原画展が開催される。

「にわのまことチャンピオンカーニバル~デビュー30周年記念企画展~」と題したこのイベントは、にわのの格闘マンガ作品を中心に原画を展示するもの。

にわのといえば、80年代に全盛期の週刊少年ジャンプで「THE MOMOTAROH」を連載。昔話をモチーフにしたプロレスマンガ、かつスピード感あふれるギャグマンガとしても人気を博した。その後も「内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!」、「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」など、格闘マンガの人気作を発表してきた。

80年代のプロレス黄金時代を体感してきたアラフォー以上の世代には、「THE MOMOTAROH」は「キン肉マン」や「北斗の拳」などと並んで思い出のバトルマンガのはず。

このイベントでは原画の展示に加えてグッズ販売も充実。ポスターやキーホルダーといった定番だけでなく「陣内流柔術作務衣」、受注生産のスカジャン、さらにオールハンドメイドの「モモマスク」も。11月23日には、にわのまことサイン会も実施(グッズ5000円以上購入者に整理券を配布)。

11月27日には、新宿FACEで、同じくにわのまこと画業30周年を記念した「2.5次元プロレス 夢幻大戦」が開催(クラウドファンディング企画のため全席完売)。こちらはにわの本人が監督・脚本を担当して「THE MOMOTAROH」の闘いを現実のリングで再現しようというもの。主人公のモモタロウに扮するのは、ノアの丸藤正道だ。天才とも呼ばれる丸藤の身体能力と発想力、プロレスセンスがマンガの世界とどうミックスされるのか、こちらもファンにはたまらない企画となっている。果たして丸藤のモンガーダンスは見られるのか!?