“涙の女王”から離婚を迫られる専業主婦役に！チェ・ジウ主演ドラマ『2度目の二十歳』見どころ

　ドラマ『冬のソナタ』で“涙の女王”と呼ばれたチェ・ジウ。ドラマ『2度目の二十歳』は、韓国ドラマ好きの友人から「これもチェ・ジウが出演しているよ」と聞き、試しに観てみることに。

　あまり期待せず観た筆者でしたが、感想は“最高に面白い！”の一言。『冬のソナタ』とはまた違ったチェ・ジウの魅力を知ることができました。

『2度目の二十歳』

番組概要

高校時代にできちゃった結婚をしたハ・ノラは、これまで息子と夫に人生の全てをささげてきた。しかし今では息子に疎まれ夫には離婚を迫られている。大学に合格すれば夫の心を取り戻せると思い込んだ彼女は、家族に内緒で受験に挑み息子と同じ大学に補欠合格する。しかしノラの報告を聞いた夫と息子は入学に猛反対。一時は入学を諦めようとしたノラだったが病院の手違いでがんの宣告を受け、死ぬ前に青春を取り戻すべく進学を決意する。（第1話より）

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“涙の女王”チェ・ジウが大変身！息子に疎まれ、夫に離婚を迫られる女性に

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　19歳でできちゃった結婚をし、夫と息子のためだけに生きてきたチェ・ジウ演じるハ・ノラ。ウチョン大学の教授である夫・ウチョルは教養のないノラを馬鹿にし、息子であるミンスの大学進学を前に、離婚を言い渡します。

　「ウチョルとレベルを合わせられれば思い直してもらえるかも……」と考えたノラは、内緒で大学受験を準備。なんとか補欠合格するも、ウチョルからはこの行動さえも批難されてしまいます。

　失意に暮れる中、病院のミスでノラは末期すい臓癌と宣告されます。ノラは死ぬ前にこれまでやれなかったことを叶えようと、家族に内緒で大学に通い始めることに。

　人生で1番輝いている20代から30代を、夫と息子だけのために捧げてきたノラ。夫のウチョルがノラを馬鹿にするたびに、筆者はイラッとしました。ストーリーが進むにつれて、ウチョン大学の理事長の娘であり家族学科教授キム・イジンとの関係や、ノラに対する侮辱的な行為の真相が明らかになっていきます。

同級生だけど“教授”と“学生”？　2人のキャンパス・ロマンスにドキドキ

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　38歳で大学に入学したノラに周囲の目は冷たく、キャンパスライフは困難ばかり。そんな中、演劇映画学科の兼任教授となった高校の同級生チャ・ヒョンソクと遭遇します。ノラに初恋の思い出があるヒョンソクは、ノラに冷たく当たりながらも、気になって仕方なく……。実はヒョンソクは、TV出演の要請も多い人気者で、大学院生のシン・サンエもヒョンソクに片想い。ノラを思うヒョンソクの優しさや20年越しの片想いは胸キュン満載です。

　ドラマの最初ではノラの苦労シーンが多く描かれますが、次第に自分の人生を見失った女性が専業主婦から脱却し、再生していく物語として展開されていくのがこのドラマの面白いところです。