
ラブソングのカリスマと呼ばれ、絶大な人気を集めているMACO。透き通る歌声と自らの実体験などを歌詞にしたラブソングが共感を呼び、10代から20代の男女を中心に支持を集めている。今年発売のシングル曲は連続でCMのタイアップが決定、YouTubeチャンネルの登録者数は21万人にものぼる。
「もともと彼氏が好きで一緒に聞いて好きになった」「ライブ中のトークの返し方とか、受け答えをしてくれるところがいい。親近感がわく」「『Sweet Memory』のミュージックビデオに感動した。大好き」と、ファンたちはMACOの魅力を語る。

1991年に北海道函館市に生まれたMACO。デビュー前にはテイラー・スウィフトなど海外アーティストの楽曲をカバーしてネットに投稿していた動画が話題を呼び、総再生回数は9000万回を突破した。これは当時、日本人アーティスト最速だったという。21歳の時に音楽イベントで声をかけられデビュー。インディーズ時代にリリースしたミニアルバムは、iTunes総合アルバムチャート1位を獲得した。

「総再生回数が9000万回もいくとは思っていなかった。(歌手への道が)開けるスピード感もあったし、再生回数がどんどん増えていくというのが目に見えて分かるものなのでビックリした最初は何千回という再生回数で満足していたが、万になっていくとちょっと麻痺していって、もっともっとという気持ちがすごくあった」。
2014年にはメジャーデビューし、レコチョク年間ランキングの新人部門第1位など、各賞を受賞した。
「17歳から趣味で歌を歌っていたが、歌手になりたいと思ったことはなかった。声をかけて頂いたのがきっかけ。最初は大丈夫かなと思ったが、チャレンジしてみようという好奇心の方が強くて東京にきた」。
そんなMACOの3枚目となるアルバム「メトロノーム」が15日に発売された。リード曲「Sweet Memory」の禁断の恋を描いた全編ドラマ仕立てのミュージックビデオはMACO史上"最も切ない"と話題になり、公開からおよそ1週間で再生回数7万回以上を記録した。
「メトロノームということで、一定のリズムを刻むだけではなくて、みんなの心が乱れた時に、私のこのアルバムが心を整えるような1枚になって欲しいなと思って作った。みんなの心の寂しい隙間を埋めたりできたらなと思う。私も音楽が一番、自分の心の隙間を埋めてくれている。『Sweet Memory』の次に『カタオモイ』という曲があるが、続編という感じですごく切ない。でも切ないままで終わらないアルバムになっている」。
自身が手がけた「Sweet Memory」の歌詞について、「気に入っているところはBメロの
もっと
君を
君を
君を知りたい
いつもいつも
いつも胸が痛い
と繰り返すところ。切なさがジワジワくるところが自分でもあるのですごく好き」と話す。さらに「このミュージックビデオは、男女の好きになってはいけない友達同士ではなくて、同性に恋をしてしまう物語で、最後まで好きって言えないという。好きな相手には彼ができちゃうという」とその切なさを語った。
11日、佐賀県で行われたリリースイベント直前のMACOを取材すると、「どの地方でやっても必ず来てくれるファンの方がいる。リリースイベントはタイトな日程でやっているから来ている人のことは覚えている。リリイベ(リリースイベント)の初日なので、ワクワク感もありつつ、久々の佐賀なのでみんなに会えるのが楽しみ」と語った。

来月には上海で初の海外ワンマンライブを行う。「最近、アジアのファンの方が増えてきたと実感してきたタイミングだったので、ワンマンライブをできることになってとってもうれしく思っている。『ニイハオ』以外も日常会話程度は勉強したい。アットホームな感じでMCをしているので、上海でもそれができるように頑張る」と意気込みを語った。

歌詞作りについては「自分が片思いをした時のこととかを思い出して書くし、歌詞を書いている時にもっと切なくなるように、サビで突き刺さる言葉をセレクトする」と明かしたMACO。歌を通じて伝えたいことについて、「みんなが共感できる歌詞を書こうと思って書いているわけではない。自分の実体験をそのまま書いているので、みんながその当事者になったような気持ちになってくれたら1番うれしい」と話す。そんなMACOの全国ツアーは来年1月から全国8都市で開催される。この勢いは来年も続きそうだ。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


