来年4月に就職を控える大学生の就職内定率がかつてない活況をみせているという。
就職情報大手2社(リクルートキャリア、ディスコ)調べによる10月時点の内定率は92%を超える過去最高の数字で、1人平均2.5社の内定が出ているとの調査もある(リクルートキャリア調べ)。就職活動を終えた都内の大学生たちも「3社もらった」、「2社。8社とか9社、2桁もらった友達もいる」と口を揃える。
そんな中、企業を戦々恐々とさせているのが、内定辞退だ。今年の内定率の高さを反映するかのように内定辞退率も64.6%(リクルートキャリア調べ)という過去最高の数字となっているのだ。