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 いま最も勢いのあるダンス&ボーカルグループ『α-X's(アクロス)』は、デビューを目指すメンバーで結成されたエイベックスの育成ユニットであり、アーティスト活動以外にも、モデル、俳優、バラエティ番組出演など、それぞれの夢を叶えるために活動している17人グループである。

 2017年10月9日には、竹芝ニューピアホールにて初の単独公演を開催。クラウドファンディングによって集まった約925万円もの支援金により実現した本公演には、800名ものファンが詰め掛けた。

 そんな彼らだが、ついに7人がデビューに向けた本格始動が決定。今回は、デビューを控える敦貴(Atsuki)、望優(Miyu)、遥城(Haruki)、呈(Joe)、あかり(Akari)、龍乃介(Ryunosuke)、悠真(Yuma)に現在の心境や今後の展望、単独ライブの裏話などについて語ってもらった。

ーーまずは自己紹介をお願いします。趣味などもあれば教えてください。

遥城:千葉県出身の(Haruki)です。最近の趣味は映画鑑賞ですね。あと、ダンス系の動画をよく見ています。 

龍乃介:大阪府出身の龍乃介(Ryunosuke)です。外で身体を動かすことが大好きです! 

望優:熊本県出身の望優(Miyu)です。趣味は音楽を聞くことで、洋楽をジャンル問わず聞いています! 

呈:神奈川県出身の呈(Joe)です。僕(の趣味)はアクロバットダンスです! 

あかり:宮崎県出身のあかり(Akari)です。趣味は、料理を作っている動画見ることです!ただ、料理はしません(笑)。 

敦貴:福島県出身の敦貴(Atsuki)です。趣味……というか、最近ハマっていることは、某ビターチョコレートとフルーツガムを合わせて食べることです。本当に合うんですよ! 

悠真:兵庫県出身の悠真(Yuma)です。趣味は韓国のグループが好きで、音楽やダンスを見るのが好きです! 

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ーー先月のワンマンライブにて、この7人でメジャーデビューを目指すことが電撃発表されましたが、現在の心境はいかがでしょうか。


遥城:やはりデビューは僕たちにとって新しい一歩ですし、今まで経験したことのない事が沢山待っていると思います。なんだかドキドキとワクワクが入り混じっている状態ですね。でも、気合と勢いでやっていこうと思っています。 

あかり:そのための話し合いは、結構みんなで集まってしていますね。 

龍乃介:“より良いモノ”を作るためのミーティングです。 

ーー最近はどのような活動をされているのですか?


あかり:今は毎日レッスンに励みながら、目標のメジャーデビューに向かって頑張っています!そんななかで、最近は個人レッスンに力を入れていて、7人で集まったときに“より良いモノ”が作れるように各々スキルを上げています。 

望優:一人一人が頑張っていけば、それは結果的に7人の力になりますので! 

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ーースキル上げというと、どのようなことを?


悠真:自分がやっていることはピアノです。全員が受けているレッスンでもあるんですけど、力を入れています。

敦貴:歌とお芝居とダンスなどのレッスンは全員受けていて、作詞・作曲など将来役立つ勉強もしています。悠真は将来、作曲もしてみたいんだよね? 

悠真:うん。作詞、作曲はしてみたいなぁ。そういう敦貴くんは今、舞台の稽古中だよね。 

敦貴:そう。一緒に出演するあかりと頑張ってるよ。

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ーーなるほど。少し話は戻りますが、ワンマンライブの思い出について聞かせてください。こちらに11月25日(土)に発売するブロマイド写真を用意しました。

呈:なんだか懐かしいですね。 

龍乃介:当時の記憶が蘇るね。まだ1ヶ月くらいしか経ってないけど。

あかり:あんなに多くのお客様が来てくれるとは思いませんでした。本当にありがたいです。

遥城:そういえばさ、ワンマンライブのリハーサルの時、今までにないくらいぶつかったよね。 

全員:ぶつかったね~。 

悠真:17人全員出演だったからね。 

あかり:ダンスだけのパートとかもあったね。一緒に踊って下さった「GRAND MASTER CREW」さんと一作品を作り上げたなぁ。 

龍乃介:あとプロデューサー企画(※)。お客さんと一緒に作り上げられたのは、大変だったけど本当に楽しかったよ。

※:クラウドファンディング時、限定5名に「演出家」としてワンマンライブに携わることが出来た企画。演出家(プロデューサー)となった方は、パフォーマンス楽曲の選定や歌唱メンバーの選定、リハーサル監修などが行えた。

呈:メンバーも曲も、すべてプロデューサーさん次第でしたからね。面白かったな。 

敦貴:プロデューサーさんと直接会って、意見し合うのは新鮮だったよね。そういえば、リハーサルを見てもらったあと、プロデューサーさんからの要望で1から作り直したグループもあったね。呈のところだったっけ? 

呈:そうですね。手拍子の振りをするパートを、すべてダンスにしてほしいということで、急遽変更しました。でも、それでプロデューサーさんがとても喜んでくれたので、とても嬉しかったです。とくに、ライブ後のハイタッチ会で、直接「ありがとう!」って言ってくださって、感無量でした。 

敦貴:本当に凄いライブだったね。思い出といえば、僕と龍乃介と呈でやった「シェキメキ!」(Dream5)かな。呈はその曲の前に超イケイケの曲をやったのに、急に「シェキメキ!」でアイドル感を出してた(笑)。そのギャップをすごく見せられたよね。 

あかり:無茶苦茶可愛かった~! 

遥城:あと、ワンマンライブは衣装の種類が沢山あったので、着る側の僕らもテンションとモチベーションが上がったよね。 

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ーー衣装が豊富なのは見る側も楽しいですからね。ちなみにお気に入りはどれですか? 


呈:これです!白黒衣装も好きですが、迷彩柄も好きなんです! 

敦貴:俺は白黒衣装かな。 

望優:望優はデニム衣装が好きだな~。 

あかり:あ、これMC中のやつだ。私、あまりMCが得意じゃないんですよ。でも、めっちゃ頑張っているシーンです(笑)。 

龍乃介:本番前に戸惑ってたよね(笑)。あ、これが「シェキメキ!」のときの写真だ。

望優:わ~、本当に当時を思い出すね。どれも良いから逆に選びづらい(笑)。 

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ーーちなみに、着替えは1人平均で何回くらいだったんですか? 


敦貴:多い人は7回くらいですね。 

望優:リハーサルの時に間に合わなかったこともありました。曲が始まってるのに「え、まだ着替えられてないよ~!」って。 

あかり:曲の途中から、そっと入ったりね(笑)。 

呈:さっきお話した「シェキメキ!」ですけど、じつはその前の曲との間は30秒くらいしかなくて……。その時の早着替えがめちゃくちゃ大変でした。汗で衣装が上手く脱げなかったりして、舞台裏ではかなり焦ってましたよ。でも、ステージに上がるときにはキリッと何事もなかったように。 

一同:おぉ~! 

遥城:本当に早着替えは焦ってたね。 

望優:自分との勝負だったね。それもそうだし、舞台裏では大慌てでした(笑)。 

あかり:そうそう。みんなテンパってた(笑)。 

呈:女子は髪が大変そうだった。 

望優:そうそう。髪をアレンジしてくださる方がいらっしゃったんだけど、ステージに上がる頃にはボサボサになってたりとか。

ーー大変だったのですね。ライブの思い出をさらに聞かせてください。


遥城:あ、そういえばいくつか事件がありました。みんな早着替えをしてて慌ててるから、自分が飲んでた水のペットボトルが分からなくなったっていう。

龍乃介:あったあった!自分のどれだ~!って。 

あかり:次から名前を書いておこうと思ったよ。 

龍乃介:あと、階段でコケる事件。 

あかり:え、誰かこけたの!?

遥城:僕だけど(笑)。ライブ序盤で、階段を上がる直前にね。たぶんバレてないと思う。

悠真:完全に舞台裏エピソードだね。 

あかり:舞台裏エピソードといえば、オープニングで幕があがるとき、メンバーみんなで「おぉ~凄い凄い」って幕を見ていました。あと、「スモークが凄い」とか。 

呈:そうそう!でも、曲が流れ始めてお客さんに姿を見せるとき、スッと無言で真面目な顔に切り替えてた。 

遥城:切り替えは阿吽の呼吸だったよね。誰も「集中しよう」とか声に出したわけでなく。

龍乃介:たしかに。ある瞬間から一斉に切り替わってた。 

遥城:始まる瞬間にみんなの呼吸が合った気がしたよ。 

あかり:うん、たしかに。あとライブの思い出だと、お客さんたちのペンライトが綺麗でした。 

一同:あ~!本当に綺麗だった。

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望優:アンコールの時にタオルをみなさんが振ってくれたのも嬉しかったなぁ。一体感を感じたよ。 

悠真:あれは感動したね~。僕の思い出は、やっぱりリハーサルになるかな。さっきも話に出たけど、17人もいるからどうしても意見がバラバラになってく。喧嘩もあったね。 

望優:意見がまとまらなかったこともあったね。 

悠真:でも、“より良いモノ”を作り上げようとするから起こったことで。 

敦貴:だからこそ、終わったあとは凄く感動した。 

呈:勝手に目から水が出てきたよ。 

望優:それ涙だから(笑)。 


遥城:ワンマンライブ前と後じゃ、心境に変化がありました。本当に初めてのことだったので、どういう風になるかも分からなかったんです。でも、終わったあとだと、お客さんたちを含めてみんなと過ごした時間を大切にしたいと本当に思えました。この経験を活かして、3月28日にマイナビブリッツ赤坂で行われる二度目のワンマンライブに挑みたいと思います!新しい僕たちを見せられるように、“より良いモノ”を作りあげたいと思います。 

ーー次への意気込みもバッチリですね。ブロマイド写真に続いて、12月15日(金)には初のフォトブックが発売となりますが、こちら撮影時の思い出やエピソードなどはありますか? 

敦貴:あ~、たくさんありますよ。 

望優:α-X's(アクロス)にとって初のフォトブックになるので、撮影に慣れていないメンバーを後ろから笑わすのが面白かった(笑)。 

呈:自分たちが普通に遊んでいるシーンを撮ってくださったので、素の部分がとても出ていると思います。 

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龍乃介:オフショットも多いですよね。メンバーの360度の表情が見える内容になっていると思います。 

あかり:全員で撮影するシーンもあって、遊園地に行くこともあったよね。逆にバラバラで行くこともあって、みんなどういうのを撮ったのか気になるな~。 

遥城:そうだよね。たしかに見てないシーンが多そう。 

あかり:私たちも早く見たいです(笑)。悠真は遊園地でなに撮ったの? 

悠真:遊園地だと食事してるところかな。何を食べるかじゃんけんで決めたよね。

あかり:そうそう。「俺はポテトがいい」とかね。フォトブックに載っているのは、それぞれがじゃんけんで選んだ物なんだよね。 

悠真:でも、最終的にお互いに食べあったり(笑)。 

ーー素の顔が見える本に仕上がっていそうですね。最後にファンの方々に向けて一言ずつお願いします! 


遥城:これからも色んな事に挑戦していきながら、皆さんと成長していけたら嬉しいです。自分に限界を決めずに、人生の最後の1秒まで過ごしたいと思います。

龍乃介:初のワンマンライブに、800人ものお客様が集まって頂けました。その嬉しさを感じるとともに、もっと沢山の方に見て頂きたいと思います。そのためには、もっと自分を磨かなきゃいけません。もっと進化した自分を見せられるように頑張ります!

望優:自分に限界を決めずに、メンバー全員が頑張れば夢に近づいていけると思っています。もっと上へ上へ突き進んでいきたいと思っています。2回のワンマンライブでは、前以上のモノをお客さんにお届けして、最高の時間を一緒に過ごしたいと思っています。

呈:僕は、この7人ならどんな壁にぶち当たっても、越えていけると信じています。ファンの皆さんと僕たちで、最高の景色を見られるように頑張りますので、ぜひこれからも応援してください! 

あかり:3月28日に行われる二度目のワンマンライブでは、より良いモノをお届けします。ずっと言っていることなんですが、私は皆さんの笑顔が大好きです。「来てよかった」と思ってくれている一瞬の笑顔。ライブではその景色を見たいと思っているので、α-X's17人全員で一生懸命頑張ります。そしてみんな笑顔になってくれると嬉しいです。 

敦貴:僕は将来、ダンス&ボーカルグループはもちろんですが、個人としても俳優業と言いますか、役者さんとしてやっていきたいという気持ちが強くあります。今後も色々と挑戦して行きたいです。僕の活躍はこの7人の活躍にもなるので、色んな方向から僕たちを好きになって貰えるように頑張ります! 

悠真:ワンマンを終えてから、この7人でのレッスンの取り組み方が変わりました。1つ1つに感謝の気持ちが出てきたんです。ファンのみんなへの感謝、このメンバーに出逢えたことへ感謝しながら、その気持ちをしっかり伝えていきたいと思います。

ーーありがとうございました。 

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初のワンマンライブを終え、さらに成長を遂げたα-X's。デビューを目指すこの7人は、新たな目標に向かって走り始めた。インタビューのなかで何度も聞いた“限界を決めずに”という言葉通り、予想を軽く越えてくるような活躍が期待できそうだ。 

Photography=Mime Soga

Interview=Isao Ngato

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