1日、年末恒例の『ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、「インスタ映え」と「忖度」の2つが年間大賞に輝いた。その年の世相を表すとされ、毎年マスコミにも大きく取り扱われる新語・流行語大賞だが、これとは別に、ネット上で毎年注目を集めるのが"ネット流行語大賞"だ。
 この「ネット流行語大賞」を開催しているのが、「東京産業新聞社」(東京・秋葉原)が運営するネットニュースサイト『ガジェット通信』だ。
 編集長の宮原俊介氏は「2ちゃんねる検索を運営するための検索エンジン『Senna』『Groonga』を作っている『未来検索ブラジル』という会社が母体。その100%子会社が運営している」と説明する。「東京産業新聞社」という社名については「それらしい屋号が空いていたので。取材の申込みの時に『未来検索ブラジルの宮原です』と言っても先方は『はぁ?』という感じだが、『東京産業新聞社』と言うと『ああ、取材どうぞ!』と」。