近年、モノをシェアするフリマアプリや空間をシェアする民泊サービスなど市場を拡大している「シェアリング・エコノミー」。そんなシェアリング・エコノミーの中でも“スキルをシェア”できるのが「ココナラ」だ。サービスを開始して5年半、65万人が利用しこれまで150万件ものの取引が成立している。
 例えば「イラスト書きます/1000円」といった自分の特技を公開し、注文を受けて取引が成立すればお金が入る。ココナラの南章行社長は「会社で頑張っているんだけど手触り感がなかったり、主婦の方も社会との接点が無かったりで自分の生き方に誇りを持てない人が、30代を過ぎて目につくようになった。何とかしてあげたいという気持ちから組み立てていった」とサービス設立の経緯を語った。