深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した性教育機関「オトナ高校」を舞台に、チェリートこと30歳のエリート童貞・荒川英人(三浦春馬)ら、異性との性経験がない30歳以上の男女が繰り広げる“不器用なオトナたちの学園ドラマ”『オトナ高校』。9日に感動と衝撃のフィナーレを迎えた本作だが、その興奮も冷めやらぬうちに、17日(日)よる10時より、“その後”を描くスピンオフドラマをAbemaTV(アベマ TV)」で独占配信することが決定した。
今回のスピンオフでは、未だ童貞の英人がクリスマスイブに“起死回生を懸けた冒険スペクタクル”を展開する。三浦春馬はもちろん、高橋克実、竜星涼、松井愛莉、山田真歩、夕輝壽太、そして黒木メイサら『オトナ高校』レギュラー陣が再集結する。
オトナ高校で得た最高の仲間たちに裏切られ、現在は恨み節全開で婚活アプリに登録しまくっているエリート童貞・英人。そんな中で迎えたクリスマスイブ目前の12月23日――。遠回りに遠回りを重ねて告白してきた英人をさっくりフッた、オトナ高校のエロ小悪魔教師・姫谷さくら(松井愛莉)が誘拐されるという事件が発生する。オトナ高校にまつわる国家機密の奪取を目論む“国際テロリスト”の仕業と思われる、この事件…。さくらに未練タラタラの英人は「彼女を救出すれば、国民のヒーローになって、さくらちゃんと結ばれる!」と、相変わらず能天気すぎる未来予想図のもと、仲間たちと一丸となって救出作戦に燃え上がる。ところがその矢先、どんな運命のいたずらか、 婚活アプリで目を付けていた綾乃(小島梨里杏)が、英人をデートに誘ってきて…。英人が選ぶのは“童貞卒業”も夢ではない魅惑のクリスマスイブ・デートか、それともオトナ高校の仲間と共にさくらを救出する道か――。ただひとりオトナ高校に残された童貞が、背水の陣で挑む…。
笑いあり、トキメキあり、まさかのアクションあり!? “クリスマスイブの冒険スペクタクル”から目が離せない。
三浦春馬(荒川英人・役)コメント
英人を演じるにあたって最初は、“東大卒のエリート銀行員にして童貞”というコントラストをどう付けていけばいいのか悩みました。でも、“ピンク英人”と呼ばれるこの作品特有の振り切った脳内モノローグ描写のおかげで、英人の内面と外面の幅を確立することができ、演じる高揚感と開放感を味わうことができました。今では、英人に対して強い愛着と、演じ甲斐を感じています。
スピンオフでは英人をはじめ、どこまでもポジティブで強靭なハートを持ったオトナ高校のメンバーが、さらにグレードアップしています。英人に至っては、人類の中で一番メンタルの強い人間になりつつある(笑)! そんな面々がオトナ高校の外に出たとき、何が起こるか!? 今までの『オトナ高校』になかった要素がてんこ盛りで、皆様の予想を遥かに上回っていく作品になっています。皆様に元気の源をお届けできるよう、最後まで楽しんで撮り切りたいです!
竜星涼(山田翔馬・役)コメント
『オトナ高校』という生き生きとした作品、そして三浦春馬さんという素晴らしい座長が率いる温かい組の支えがあったからこそ、翔馬という素敵な人物が作れたと思っています。教師として、生徒役を演じられる濃ゆ~い先輩方をまとめるのも、怒涛の長ゼリフもまぁ大変でしたが(笑)、セリフの言葉のチョイスが抜群に面白くて、演じていても楽しかったです。『オトナ高校』の現場はいい意味でオトナの現場! こんなに気を許せて、恋の話や性の話を皆さんとできる現場はほかにありませんでした。だから、今回のスピンオフをもって撮影を終えるのが、すごく寂しいです。皆さんとは定期的に会いたいですね!
今回のスピンオフは…まさかの刑事ドラマ路線(笑)! 撮影していても、朝から晩まで大笑いの毎日です。各々がなりきる理想の刑事像は最高ですよ! あと、チェリートの成長も見られるかと思いますし、すごく気になる“その後の物語”となっています。翔馬も最終回で無事ヒミコと結ばれたわけですが、2人のまるでプロレス技をかけているような“激しい愛情表現”にも、ぜひ注目してください(笑)。
松井愛莉(姫谷さくら・役)コメント
『オトナ高校』が放送されてから、周囲の人からたくさん連絡をもらいました。「毎回、お腹を抱えて笑ってる」とか、「今やってるドラマで3本の指に入るほど面白い」と言ってもらって、すごく嬉しかったです! 私自身も共演者の皆さんの姿勢から得るものがすごく大きかったですし、さくらを演じていても楽しかったです。本気で人を好きになったことのない彼女が、英人に惹かれて戸惑う様子が本当にかわいくて…! 私も自分から異性にアプローチできるタイプじゃないので、重なる部分を感じながら演じることができました。
スピンオフでは、さくらは誘拐されるので、出演シーンが少なくてちょっと寂しいですが、自分が出ていないシーンを一視聴者として、見るのが楽しみです。英人とさくらの今後の関係、そして『オトナ高校』本編で結ばれたカップルの現在も描かれる“あり得ないクリスマスイブ”! 英人のモノローグも爆発しているので、ぜひ楽しんで下さい!そして…今回はさくらの部屋も公開されます。私自身もビックリする新発見があったので(笑)、こちらも注目していただきたいです。
山田真歩(斑益美・役)コメント
『オトナ高校』が本格的に動き出す前に、引きこもりの役だと聞いて、あまりしゃべらないのかなって思ってたんです。蓋を開けたら、めちゃくちゃしゃべってるから「どうしよう!?」と(笑)。それで監督とも相談し、「自分の妄想世界基準でしゃべりまくって、それが周囲とのズレになったら面白いよね」という話に落ち着いたんです。そんな堂々としたヒミコと、ヤルデンテくんや翔馬先生に触れただけで“キャー!”となるヒミコのギャップが本当に面白い! 全力でズレてる彼女を演じるたび、私もスカッとします。
スピンオフでは、登場人物たちが“刑事ドラマで一度はしてみたかった!”ということを実践しています(笑)。その中で続く“恋のお話”も必見。英人の誤解っぷりも面白いし、年末感のある楽しい展開になっているので、肩の力を抜いて面白がっていただけたらいいな、と思います。もちろん、翔馬先生とヒミコのラブラブぶりも見どころのひとつ。ほかのドラマではあまり見られない“前代未聞のラブシーン”になっているんですけど(笑)、どこかロマンチックに感じながら見ていただけたら嬉しいです。
夕輝 壽太(川本・カルロス・有・役)コメント
『オトナ高校』はとにかく先の読めない台本で撮影中ずっと、共演者のみんなで結末を予想したりして盛り上がっていたのですが、ヤルデンテの卒業はみんなの予想を裏切る展開になりました。 実はヤルデンテがゲイだと知ってから、ゲイだと自覚した瞬間の気持ちなどを知りたいと思い、勉強の為にゲイバーに通ったんです。そこで教えてもらったのは「好きな男性がいると、自然に目で追ってしまうもの。だから、目線も重要」ということでした。ヤルデンテは友達思いの熱い男だけど、繊細で切ない部分もあったりふり幅のある役だったので、演じていて楽しかったです!
撮影現場も笑いの絶えない楽しい現場で、だからこそ常に新しいものが生まれていたのでスピンオフでまた集まれて、すごく嬉しかったです。台本を読んだときは、卒業できてない英人のブレなさに、笑いっぱなしでした。今回は、ヤルデンテもバイトくんとの愛を炸裂させ、アクションも…!? パワーアップした『オトナ高校』が見られると思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、このスピンオフの配信を記念して16日から17日に『オトナ高校』シリーズ全話(全8話+エピソード0)を一挙配信する。