12月11日、映画『リベンジgirl』(12月23日全国ロードショー)のスペシャルミスコンイベントが都内で開催され、清原翔が登壇。鈴木伸之との仲の良さを伺わせるエピソードで、会場を沸かせた。
同作で主演の桐谷美玲が演じるのは、東大卒でミス・キャンパスグランプリに選ばれた、性格以外はパーフェクトなヒロイン・宝石美輝。美輝は、清原扮する政治家一家の御曹司・斎藤裕雅に裏切られ失恋したことをきっかけに、「総理大臣になる」と宣言する。選挙に立候補することになった宝石を支える秘書・門脇俊也を、鈴木が演じている。
桐谷とは今回が初共演だったという清原。「桐谷さんは出ずっぱりでお疲れの時もあったんですけど、僕たちだけのシーンで応援してくれるというか、明るく振舞ってくれてすごくいい方でした」と印象を語った。
撮影中のエピソードを問われると、「裕雅が選挙カーの上で演説するシーンを、夜に路上で撮影していたんですよ。桐谷さんはその日早めに終わっていて、夜食終わりにたまたま車で通りかかり、僕は全然気づかなかったんですけど、窓を開けてエールを送ってくれて」と清原。その時清原は、相手が桐谷とは気づかずに手を振り返していたのだという。
また、「美輝のような女性はタイプ?」との質問には「自分が一番すぎて、ちょっときついですよね」と苦笑い。好みのタイプは「透明感のある人」と語った。
作中では結ばれない運命にある、美輝と裕雅。MCから「もし清原さんご自身が、美輝に自分を選ばせるように仕向けるとしたら、どのようなアプローチをしますか?」と尋ねられると、清原は「斎藤裕雅の感じでいって、付き合わせていただいて…。で、その後が問題ですよね。自信はないです」と謙虚に答えた。
だが、MCが「もし相手が門脇俊也ではなく、鈴木伸之さんがライバルだったら、勝ち目はありますか?」と質問を変えると、「全然イケるんじゃないですか」とキッパリ。先ほどとは打って変わって「ノブなら全然。相手にならない」とドヤ顔を見せた。
清原と鈴木は以前から顔見知りだったと言い、同作では数少ない共演シーンの撮影時に、食事へ行ったそう。清原は鈴木の印象を「見たまんまだと思いますよ。すごい好青年」と話し、「人一倍、現場に入った時の挨拶がしっかりしている。声がでかい。役だと無口ですけどそんなことはなくて明るい」と、現場での姿を明かした。
なお、イベント後半では、試写会に集まった都内の大学のミスコン出場者と清原に、恋愛の価値観を探る一問一答を実施。「初めてのデートに誘う(誘われる)ならどちらが良い?」との質問には、「夜景の見えるレストラン」と「行きつけの定食屋」の2択が用意され、清原は「行きつけの定食屋」と回答。「定食屋、めちゃくちゃ行きますよ」と笑顔を見せ、よく食べるメニューは「かつ丼」と話すなど、庶民的な一面も披露していた。
テキスト・写真:水野梨香