15日に「DDTの木曜The NIGHT」(AbemaTV)が放送された。代表取締役社長である高木三四郎を筆頭に、男色ディーノらDDTのプロレスラーたちが奇想天外な企画に挑む生放送番組だ。
まさに“3カウント”ギリギリの白熱する試合のような日常の出来事を語る「今週のカウント2.9」のコーナーに、DDTグループ<BASARA>に所属する木高イサミ選手が登場。タイトルマッチを終えて番組に駆け付けたというイサミ選手は勝利を報告しつつ、「デスマッチで出血多量」という物騒な出来事を語り始めた。
ファンには「蛍光灯デスマッチ」でおなじみのイサミ選手だが一般の視聴者には伝わりづらいということで、「蛍光灯デスマッチ」のシンプルな説明と背中一面の生々しい傷跡を披露。出血多量になった原因も「蛍光灯の数が多かった」というシンプルなものだったが、300本(&ガラスボード)という数には出演者たちもビックリ。
その試合後、出血多量に加え体調不良も重なってクラクラしてしまい全く動けなくなったと淡々と語るイサミ選手。その状態でも「1枚でも多くチケットを売らなければ」という思いで売店に立ったというから驚きだが、さすがにフラフラすぎて「病院に連れて行ってくれ」とも言えないような状態だったらしい。そこでなぜか「人に迷惑をかけないように……」という心理が働き外に出たものの、極限状態を察知したのか本能が「なんでもいいから肉が欲しい!」と脳に訴えかけ始めたという。
しかし、そのとき一番近くにあったのは「モスバーガー」のみ。そこでイサミ選手はバーガーを3つ4つ貪り食い、なんとか身体機能を回復させたんだとか。しかも、その後リング撤収のために会場に戻り病院には行かなかったというから、デスマッチレスラー恐るべしである。