美人ボートレーサーの大山千広が、ボートレーサー養成所時代には劣等生だったものの、母で同じくボートレーサーの博美からの手紙で奮起した過去を明かした。

大山は12月22日にAbemaTVで放送された「3日連続 当てるTV!グランプリ 人気レーサーの地元へGO!」に出演。2015年5月、母・博美とのレースでデビューすると大きな話題になると、ちょうど1年後の2016年5月にまたも母・博美とともに走り、デビュー127走目で初勝利。今年の9月にはデビューから約2年4カ月で、この時も母と走り念願の初優勝を遂げている。
番組中では、厳しいことで有名な養成所時代のエピソードを披露。「試験も下から2番目とかで。初めてボートに乗った時に、向いてないなと思いました。すごく難しくて」と苦労していたという。また当時の教官に「辞めたいです」とまで言ったことを明かした。
この時、教官から母・博美のもとに連絡が行くと、博美はレース開催中で携帯電話などでの連絡が取れなかったため「慌てて手紙を書いて、速達で送りました」と、苦しむ娘にメッセージを届けていた。手紙の内容について「一緒に走りましょうというようなこと」が書いてあったという千広も「私も一緒に走りたいなと思いました」と、過酷な試練を乗り越えて無事に卒業、ボートレーサーの仲間入りを果たした。
デビュー戦、初勝利、初優勝と節目のレースが母と一緒に走るレースとなったが、夢の実現は1通の手紙によるものだった。
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