国際社会が北朝鮮への圧力を一段と強める中、後ろ盾とされてきた中国で気になる動きがあった。ニューヨーク・タイムズが、北朝鮮との国境に接する2つの都市が「難民キャンプ」の設置場所として指定されたと報じたのだ。同紙は「最近、北朝鮮は核・ミサイル実験を強化しており、国内が不安定になる可能性が増し米国による攻撃の可能性も高まっている」と指摘、「北朝鮮の不安定さが増す可能性が高い。両国の国境を流れる豆満江に避難民たちが、どっと押し寄せてくる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。この「難民キャンプ」の収容人数については、日本経済新聞が"中国共産党関係者の話"として「最大50万人を想定している」とも報じている。