シンガーソングライターのより子が27日、腸閉塞により救急搬送。術後、29日にアメブロを更新し、「今までにないくらいお腹の中を切った」ことを明かしている。

 より子は1984年5月13日生まれ。2歳から5歳まで小児がん(卵巣がん)を患い、右の卵巣を切除。闘病生活の中で音楽的才能を開花させ、「生きる」ことをテーマにした作品を作り始める。17歳になる年にシンガーソングライターとしてインディーズデビュー、21歳でメジャーデビュー。

 22歳の時、新たに卵巣腫瘍が見つかり一時活動を休止したが、改めて自分の命や使命を見つめなおした結果、「人の為に歌っていこう」という決意のもと、小児がん支援団体「ゴールドリボンネットワーク」のチャリティー活動をスタート。同時に依頼を受ければ全国各地どこにでも歌いにいく「出張ライブ」も始める。

 より子は腸閉塞の術後、29日にブログを更新。「手術は無事終わったのですが、とにかく痛い。」と現状を明かし、緊急手術となった経緯として、「腸閉塞と腸捻転で、先生が癒着を全部剥がすという決断をし、剥がせるだけ剥がしたとのこと。」と説明。

 さらに、「この八日間でたくさん動いて癒着を防げればという感じですが、10歩歩いて限界、くらい痛い。先生に何箇所切ったの?と聞いたら、500箇所くらい、笑 とゆー会話になったのですが、“何箇所切ったか分からない程切った”ということです。」と報告した。

 とにかく歩かないといけないということで、痛み止めを打ってもらい、「歩き回っては休んで、歩き回っては休んで」と頑張っていたら、熱が出てしまったことも告白。

 一旦休んだものの、お腹は相変わらず痛いといいながら、「何はともあれですが、生きてることに感謝して。辛いことはじゅうぶんに経験したので、あとはただ、何度も生きて、何度も生まれ変わって、何度も生き延びていくだけ。」「そうやって生きてたら、明日はもっと良くなるし、強く優しくなる。生きていく気持ちに必要な、ほんとの優しさが分かってくるよ。」とつづったより子には、Instagramに「無事に手術が終わりよかったです、焦らずゆっくりとしてください」「どうぞゆっくり休んでくださいね。また元気なより子さんとお会いできるのを楽しみにしています」など、いたわる声が寄せられている。

より子『傷跡だらけ』
より子『傷跡だらけ』
今までにないくらいお腹の中を切ったので動くとはちゃめちゃ痛いですが、 生きてます。 特に思うこともなく、時の流れに身を任せています。 #より子 A post …
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