元ボクシング世界3階級王者の亀田興毅が1月1日、「AbemaTV新春ボクシング祭り！亀田一家人生を賭けた3大勝負」内で、現役復帰への意欲を見せた。
興毅はこの日、協栄ボクシングジムの主催興行でいとこの亀田京之介、教え子のYouTuberジョーのセコンドを務め、さらに「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」ではアマチュア5人と対戦した弟・大毅にリングサイドから声援を送った。自ら5月に「亀田興毅に勝ったら1000万円」で、日本でできなかった“引退戦”を行い、試合後に「ボクシング最高！」と叫び、ボクサー人生に完全に終止符を打ったと思われていた。
それでも、身近な存在たちが次々と熱戦を繰り広げる様子を目の当たりにすることで、再びボクサーとしての熱意に火がついたようだ。番組の最後にあいさつすると「今日、亀田一家みんなすごい戦いをしてくれた。大毅の戦いや歌に思うところもあって、最後にやり残した、やらなければならない試合があるんじゃないかと。どういう形になるかわからないですが、できるんであればもう1回リングに上がろうと、現役復帰しようと思います」と語った。これには共演者からも「現役復帰！？」と驚きの声が次々とあがった。
興毅は現役時代、WBA世界ライトフライ級、WBC世界フライ級、WBA世界バンタム級と3階級でベルトを奪取。2年前の2015年10月16日に、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで判定負けを喫し、引退していた。現役時代の成績は33勝（18KO）2敗。
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